十五静香の創作日記

カクヨムと小説家になろうで『諜報員明智湖太郎』連載中

諜報員明智湖太郎、更新中&小説のネタについて雑感

諜報員明智湖太郎→https://kakuyomu.jp/works/1177354054882169362


今日はお休みなので、2回更新。

コンテスト参加中です。是非読んで、いいなと少しでも思ったなら、お力添えください。

読んで損はないよ。むしろ、スコップできたという達成感を得られるはず。


今は現在の東京メトロ銀座線舞台の第3話を連載中です。

銀座線、あまり使わないのですが、今回の作品を書くにあたり勉強しました。

小説って書くにもまずは勉強ですよね。


以前、某文学賞用の原稿で、取材する時間の短縮と自分の職業を利用しようとずるいことを考え、見事に玉砕したことがあります。

書き終わった時から、「ダメダコリャ」ってなりましたもの。


原因はいざ書こうとすると、たかだか勤務歴10年に満たない私が書くのも烏滸がましいという謙虚な気持ちが生まれてしまったのと、「暴露話と取られて、会社の偉い人たちに怒られ、懲戒食らったりしたら人生詰む」とビビって、Wikiに書いてある程度の中途半端な話しか書けなかったせいです。


よく、元警官の人が警察物や警察暴露物書くけど、20年くらいやってた人ならともかく、数年で辞めた方はよく書けるよなあと感心します。

誰かを批判するのじゃなくてね。素直にすごいと思います。


私は警察官ではありませんが、うちの職場をネタにするなんてあと10年は修行が必要だと実感しましたし、仕事を辞めるつもりはないため、懲戒とか怖いので書かないと心に誓いました。

自分が平気だと思っていても、上の人がそう判断するかは別の話というのは、どんな職業でも、十分あり得る話です。

現職は大人しく仕事とは無関係の作品を書いた方が、ずっと好きにできると痛感しました。


とはいえ、殆どの仕事が、辞めた後も守秘義務が一生つきまとうものなので、辞めたから暴露して良いと考えるのは如何かと。生計を失う怖さはないけど、公務員なら守秘義務違反は犯罪ですし、会社員でも民事で訴えられる危険性はある。


この前、友人にこのことを話したら「自分の仕事の小説って、ベテランにならないと書けなくない?」と言われ、自分の感覚はさほどズレていなかったのね、とホッとしました^_^